屋根リフォーム費用や屋根葺き替えの相場はどのくらい?
屋根のリフォームにかかる費用は、30〜150万円程度が目安となります。
金額に大きな開きがありますが、工事の種類によって相場が異なるからです。
屋根のリフォーム工事は、以下の3種類です。
- 屋根の塗装工事
- 屋根の重ね葺き工事
- 屋根の葺き替え工事
このページでは、それぞれの工事の内容とリフォーム費用の相場を解説しています。
ぜひ参考にしてください。
屋根リフォーム費用の相場その1.屋根塗装の単価、種類、耐用年数
屋根塗装リフォーム費用は、大体30〜50万円程度が目安となります。
塗料の種類によって耐久性が異なり、耐久性が高いほど、そして面積が広いほど金額も高額です。
種類 | 耐用年数 | 単価/缶 |
アクリル系塗料 | 5〜7年 | 5,000〜10,000円 |
ウレタン系塗料 | 8〜10年 | 5,000〜10,000円 |
シリコン系塗料 | 10〜15年 | 15,000〜40,000円 |
フッ素系塗料 | 12〜15年 | 40,000〜80,000円 |
無機塗料 | 15〜20年 | 50,000〜120,000円 |
光触媒 | 15〜20年 | 50,000〜100,000円 |
塗料の種類・面積によってリフォーム費用の相場が変わってくる点は外壁塗装と同じ、実際に同じタイミングで工事することも多いですね。
屋根リフォーム費用の相場その2.屋根重ね葺きの金額、種類
屋根の重ね葺き工事リフォーム費用は、大体50〜130万円程度が目安となります。
カバー工法と呼ばれる工事の種類で、スレート、金属(ガルバリウム鋼板など)、アスファルトシングルなどを、既存の屋根の上に被せる工法です。
重ね葺きリフォームは費用が安いメリットがありますが、以下のような場合は葺き替え工事の方がおすすめです。
- 瓦屋根の場合
- 重ね葺きリフォーム歴がある
- 下地が劣化している
- 雨漏りが発生している
- 屋根の劣化が顕著
屋根リフォーム費用の相場その3.屋根葺き替えの金額、種類、耐用年数
屋根の葺き替え工事リフォーム費用は、大体70〜150万円程度が目安となります。
高級な日本瓦などで葺き替える場合、金額が数百万になる場合もあります。
葺き替え工事が必要になる時期の目安は以下の通りです。
屋根材の種類 | 耐用年数 | 単価/u |
セメント瓦 | 30〜40年 | 5,000円〜 |
日本瓦、洋瓦 | 50年〜 | 8,000円〜 |
スレート | 10〜20年 | 5,000円〜 |
ガルバリウム鋼板 | 20〜40年 | 6,000円〜 |
トタン | 6〜20年 | 4,000円〜 |
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屋根葺き替えリフォーム費用の相場と時期
リフォームは度々していて、元から安く建てているから、後から一部屋ずつやりかえている、という感じで暮らしています。
それでも何とかなっています。
30年たったら限界といわれる屋根を、もうやり変えないといけないということで、今までと同じ瓦屋根のリフォームを、相場よち安い費用でやってもらえるところを探し、350万くらいで、やってもらえるところを見つけて頼みました。
二階建て木造住宅の、全ての屋根を瓦でリフォームしてくれましたし、裏側も木目調のいい感じに仕上げてくれて、とても満足しました。
一度にするために、8人くらい、男の人が来てくれて、数日で終わってくれました。
すごく早くて、手早かったです。
近所には粗品を配り、一応リフォームすることの挨拶だけはしておきました。
配ったのは、前、後ろ、両隣と、斜め前の2軒なので、費用も大して掛かりませんでした。
とにかく屋根をしてもらうときは、夏とか冬の時期にリフォームを依頼するのは避けた方が賢明でしょう。
暑すぎるとか、寒すぎる、とかいう時期には、危険も伴いますから、できるだけ春とか秋など、人間が過ごしやすい時期を選ぶようにして頼みます。
屋根は高温になると、ものすごく暑いです。
だから、相手がいいといっても、春とか秋以外は頼まないように、こちらが気をつけましょう。
費用もずいぶん安くしてくれ、これ以上は相手に負担をかけないように、時々お茶や、お菓子などを出したり、食べるものを包んで最後の日に渡してあげたりすると喜んでもらえます。
屋根をガルバリウム鋼板に葺き替えるリフォーム費用の相場
屋根のリフォームで、知り合いの建設会社に相談したことがあります。
自宅は田舎の山間部で、2LDKの平屋で一人暮らしです。
築年数が経過して屋根が傷んでいるので、早急に総取り替えすべきというのです。
たしかに中古物件として購入した時から、雨漏りの跡や、剥がれかけているガルバリウムが気になっていたところです。
ガルバリウム鋼板に葺き替える屋根リフォーム費用の予算
予算で聞くと、屋根の木材から含め、瓦の吹き替えも含めた総取り替えをすると、安い部材を使っても、最低でも120〜130万円程度の費用は相場との話でした。
そこには、足場代金や撤去代なども含まれてのことです。
平屋ということで、この費用なので、2階建てだと相場はもっとするんだろうと思います。
屋根リフォーム費用は山間部だと高い!
実際のところ、小さな家なのでもっと安くなるのではと思いましたが、山間部だということで輸送費が高くつくのだそうです。
そういえば輸送費があったかと唸ってしまいました。
これでも最低限の費用に抑えた状態なので、本来だと150万円近くが相場だということです。
屋根リフォーム費用を比較したら相場通りだった!
平野部だったらもっと安くなるんだろうと思いますが、ネットの建設会社のホームページを幾つかみても、これが相場だと納得はできました。
自分で屋根リフォームをやろうと考えましたが、どうも無理がありすぎました。
やはり工務店に頼むのが一番かと思います。
いつになるかは分かりませんが、数年内には屋根リフォームが必要だと判断しています。
100万円を超えるという大きな費用は用意しておきたいと思います。
屋根の葺き替えリフォーム体験談
わが家は日本建築の家です。
瓦も築30年以上経過して、大分傷んできていました。
大工さんに屋根の上に上がって見てもらうと、「こりゃもう、瓦の裏側が砂状になっていてぐずぐずになりそうだ。もうリフォームしないとこりゃあダメですよ」と言われました。
そこで一念発起し、雨の少ない夏場に屋根瓦の葺き替えリフォームを行うことになりました。
ところが近年は夏が亜熱帯並みの暑さとなり、32℃を超えています。
瓦職人さん達もとうとう熱中症で倒れ、救急車に担ぎ込まれる事態になったほどでした。
こちらもおやつの時には梅干しやアイス、麦茶、果物などいろいろ気を配ってあげてはいましたが、この猛暑続きの昨今の日本ではどうしようもありません。
瓦に用いる漆喰が固まるまで何日か置かなければならないので、その間は職人の来ない空き日数もありました。
こちらもちょうど良い骨休みになりましたが、台風や大雨が来なければよいが、と半面気が気でない気持ちもありました。
あちらは、青いシートをしっかりかぶせてあるから雨が降っても屋根は大丈夫ですよ、とは言われるのですが、やはり心配でした。
屋根瓦の葺き替えリフォーム費用は、家の坪数にもよるのですが、我が家では石油の値上がりする前に購入しておいたので、費用総額で200万円は掛からなかったです。